シェアハウスという選択シェアハウスでの出来事は、一人暮らしでは体験できない宝物

入居者との相性次第でデメリットにもなるシェアハウス

私は初めてのシェアハウス生活にとても期待していました。入居者の皆さんと交流を深めたり、恋を育んだり、ドラマで見たような青春の日々を送れると思っていたんです。私が入居を決めたのは浅草にあるシェアハウス。私が春から入社する会社が浅草にあって、引っ越し費用を安く浮かせたいと思ってシェアハウスを選びました。そして、私の物件は外国人OKのところで、実際に数名外国人が住んでいたんです。確かに浅草って国内外を問わず観光客も多いですし納得でした。「シェアハウスで異文化交流ができるなんて楽しみ!」とワクワクしていたんですが、生活していくにつれて徐々に色々と不満も募っていきました。浅草は飲食店や商業施設も多く、食事にも買い物にも困らないエリア。同時に、観光地として有名な場所でもありますから平日・土日を問わず人が訪れるんです。最初は浅草のそういう賑やかさを気に入っていました。しかし、祭事やイベントが多いこともあって駅周辺は混雑していますし、だんだん外出するのが億劫になってしまったんです。特に隅田川花火大会のときは、せっかくすぐ近くで花火が上がっていたのに家の中でイベントのテレビ中継を見ていたほどでした。それ以外にも不満がありました。シェアハウスに住む外国人と何度かトラブルを起こしたことがあるんです。文化や価値観が違いますし、ときには意見が合わないこともあります。そこで和解して絆を深められたら良かったんですけど、なかなか仲直りができなくて……。数日間息苦しさを感じながら生活したこともありました。それに、冷蔵庫や洗濯機は共有で使用するんですが、冷蔵庫に入れていた飲み物を勝手に飲まれていたり、洗濯し終えた私の衣類が他の人によって床に置かれていたりしたんです。わざわざ犯人探しはしたくないですし、こういうトラブルがたびたび起こっても我慢するようになりました。最初こそ憧れていたシェアハウス生活も、他人と上手に付き合っていかないと全然楽しいものではないと実感したんです。調べてみると、物件によっては和気あいあいとした雰囲気のところもあるみたいですし、楽しめるかどうかは住人との相性次第なのかなと感じました。私も今住んでいるところは近々退去予定。次は気楽に生活できるよう、浅草ではない別の場所で一人暮らしの物件を探そうと思っています。